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福祉版DMATの役割知って 秋田でセミナー「あらゆる支援対象者に対応できるチームを」

災害派遣福祉チームの意義を確認したセミナー=22日午後3時5分ごろ、秋田市中通の秋田キャッスルホテル

 秋田県と県社会福祉協議会は、災害派遣医療チーム(DMAT)の福祉版「災害派遣福祉チーム」の来年度の編成に向けて福祉関係者らの理解を促そうと、秋田市内で22日、県広域災害福祉支援ネットワークセミナーを開いた。
 県内の自治体職員や福祉施設管理者ら約100人が参加。東北でチームの態勢整備を手掛ける東北福祉大の都築光一教授(社会福祉学)が講演し「高齢者や障害者らあらゆる支援対象者に対応できるチームを組織し、平時から研修しておくことが重要だ」と述べた。
 岩手県災害派遣福祉チームの事務局を担う同県社協の加藤良太さん(44)は、熊本地震や昨年8月の台風10号豪雨の被災地で、要援護者の入浴介助や福祉相談窓口の設置などに当たった事例を紹介。「チーム員は要支援者の健康面に加え、生活環境にも配慮する必要がある」と語った。
 チームは研修を受けた社会福祉士や保育士ら5人程度で構成され、主に避難所で災害弱者を支援する。東北では秋田を除く5県でチームや福祉支援ネットワークの整備が進む。秋田県は来年度、チーム設立に向けた養成研修を実施する方針。


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2017年12月25日月曜日


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