福島のニュース

絵はがきに「お母さんはエベレストに向かって歩いています」故田部井さんの愛用品など展示

田部井さんがエベレスト登頂で利用した登山用品や写真などが展示されている企画展

 福島県三春町出身で、昨年10月に77歳で亡くなった登山家田部井淳子さんの企画展が、福島市の百貨店「中合福島店」で開かれている。愛用の登山用品や家族宛ての手紙などを展示している。来年1月2日まで。
 展示品は約120点。特注のザックや酸素ボンベは1975年、女性として初めて成功したエベレスト登頂で使った。誕生日を祝う娘への絵はがきには「お母さんはエベレストに向かって歩いています」とつづり、ケーキのイラストが描かれている。
 初日の20日には夫政伸さん(76)が講演し、2007年に乳がんを患いながら治療と登山を続けた田部井さんの生き方を紹介。「病人になるかどうかはその人次第。限られた時間を一生懸命、前を向いて生きてほしい」と呼び掛けた。
 友人と来場した福島市の主婦大内弘子さん(69)は「子育てをしながら登山に挑戦し続けた気力に感動する。自分にはできない」と話した。
 入場無料。午前10時〜午後7時半。


関連ページ: 福島 社会

2017年12月25日月曜日


先頭に戻る