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<全日本フィギュア男子FS>宇野連覇初の五輪 ミス目立ち課題残す 「期待に応えられなかった」

男子で優勝して初の五輪代表に決まった宇野=2017年12月24日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザ(川村公俊撮影)

 追い掛けるソチ五輪王者の羽生の姿がない舞台。宇野は2連覇を果たして初の五輪代表を決めたが、フリーの自己ベストからは28.50点も下回る得点だった。ミスが目立って満足のいく内容とはいえず、演技後には観客に両手を合わせて謝り「期待に応えられず、すごく申し訳ない気持ちでいっぱい」。重圧をはねのけられず、平昌へ課題を残した。
 4回転ループから始まる前半の三つのジャンプは流れのある着氷で決め、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)では出来栄えで3点満点の評価だった。しかし、演技後半の4回転フリップで転倒すると「リズムが崩れていった」。初挑戦だった大技のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)−4回転トーループでは二つ目のジャンプで回転が抜けた。
 今季は9月の初戦で自己ベストを更新したが、10月に左脚の軽い肉離れ、11月のフランス杯直前にはインフルエンザを発症。「もっとやりたいのにできないつらい時期が多かった」と振り返る。前夜にはハイレベルな争いだった女子フリーを観戦し、闘争心をかき立てたが空回りする結果に終わった。間近に迫る五輪へ「いい演技をするためにベストを尽くす」との言葉がむなしく響いた。


2017年12月25日月曜日


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