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仙台市消防出初め式 練習総仕上げ 階子乗り 伝統重く 技軽く

はしごの上で技を決める団員=仙台市泉消防署

 来年1月6日にある恒例の仙台市消防出初め式に向け、市内7消防団の団員らが披露する「階子(はしご)乗り」の練習が本格化している。団員らは11月に市無形民俗文化財に指定された伝統の重みを改めて感じつつ、技を仕上げている。

◎市無形民俗文化財「心意気伝えたい」

 はしごは高さ7.2メートル。「とび口」と呼ばれるかぎ付きの長い棒で約20人の支え手がはしごを支え、法被姿の団員らが命綱を付けずに上る。高所から火災発生現場を確認するような動きなどを取り入れた技が見どころだ。
 12日夜には6消防団の乗り手らによる合同訓練が泉消防署の講堂であり、約20人が参加した。練習用の短いはしごを使い、技の形や流れなどを確認した。命綱を付けず、本番さながらの緊張感が漂った。
 泉消防団の階子乗りを仕切る「組頭」の柴田孝一さん(57)は「文化財指定で今までの活動が認められてうれしい。これからも伝統を引き継いでいけるよう、担い手の育成に力を入れたい」と笑顔を見せた。
 泉消防団の「乗り手頭」、佐藤順一さん(39)は乗り手歴20年。「文化財に指定されて初めての出初め式。気を引き締めて練習したい。本番では仙台消防の心意気を伝えたい」と力を込めた。
 練習はほぼ1年中、行われ、出初め式直前まで技の仕上げを確認する。
 仙台市消防出初め式は1月6日午前10〜11時40分、青葉区の勾当台公園市民広場などで開かれる。


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2017年12月26日火曜日


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