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<仙台国際ホテル暴行>ホテル側謝罪し和解 女性「二度と繰り返さないで」

 仙台市青葉区の仙台国際ホテルの女性元従業員(21)=宮城野区=が、ホテル洋食部門の元料理長の40代男性から暴行を受けた問題で、ホテル側が解決を求めた民事調停は26日、ホテル側が暴行を謝罪することなどで、仙台簡裁で和解が成立した。
 女性側代理人やホテルによると、和解内容は(1)1月2日に元料理長が女性を突き飛ばしたことを謝罪する(2)元料理長と調理師ら2人の言動で女性が精神的苦痛を被ったと主張したことを真摯(しんし)に受け止め、謝罪する(3)障害者への人権侵害事案の再発防止を図る−など。
 問題を巡り、女性側は1月2日にホテルの調理場で元料理長から蹴られた上、昨年7〜12月には調理師ら2人から暴行を受けたなどとも主張。ホテル側は他に暴行や暴言は確認できなかったとし、今年10月4日に調停を申し立てた。
 和解成立後、女性は「二度と同じことを繰り返さないでほしい」と語り、ホテルの社長は「今後パワハラのない会社にするよう最大限努力する」と話した。
 元料理長は今月11日、女性を膝で突き飛ばした暴行容疑で宮城県警に書類送検された。女性は生まれつき両脚にまひがあり、障害等級は4級。昨年4月に正社員で採用された。今月26日付で退職した。


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2017年12月27日水曜日


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