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宮城マスター1級まさかの合格者ゼロ 合格率2.7%の狭き門「難易度は下げられない。諦めないで」

 宮城県の歴史や文化、観光の知識力を問う本年度の「宮城マスター検定」で、1級試験の合格者がゼロだったことが26日、明らかになった。2008年度の開始以来、初めて。県は「難易度は下げられない。諦めずに挑戦してほしい」と再チャレンジを呼び掛けている。
 1級は50問のうち、8割に当たる40問以上の正解で合格になる。過去6回(東日本大震災に伴って休止した11〜13年度を除く)の合格率は平均2.7%で、司法書士試験に匹敵する狭き門。これまで1108人が受験し、30人が合格した。
 今月3日に実施した試験では、「大正初期の詩壇を代表する築館町(現栗原市)出身の民衆派詩人とは」(正答率3.9%、答えは白鳥省吾(しろとりせいご))が出題された。
 「国の地理的表示(GI)として県内で初めて登録された食品は何でしょうか」(正答率7.3%、答えはみやぎサーモン)。「伊達政宗の生まれた1567年、没した1636年の和暦の年号で正しい組み合わせは」(正答率41.6%、答えは永禄(えいろく)・寛永(かんえい))などの問題もあった。
 15〜83歳の178人が受験したが、最高得点は38点。平均得点も19.4点にとどまり、全7回で最も低かった。
 県は今回から事前テストなどの受験資格を撤廃し、門戸を広げたためと要因を分析。富県宮城推進室の担当者は「公表している過去問や参考図書から主に出題されるので、しっかり準備すれば7、8割は正解できる」と奮起を促している。


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2017年12月27日水曜日


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