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<全国高校バスケ>男子 明成競り勝ち8強

洛南−明成 第4クオーター、シュートを決める明成・相原(6)

 第4日は26日、東京体育館で行われ、男子3回戦で2大会ぶりの優勝を目指す明成(宮城)は洛南(京都)に62−59で競り勝ち、8強入りした。秋田工は広島皆実に61−70、日大山形は中部大第一(愛知)に72−95で敗れた。
 前回優勝の福岡第一は土浦日大(茨城)を85−83、全国高校総体覇者の福岡大大濠は北陸学院(石川)を76−70で下して準々決勝に進んだ。帝京長岡(新潟)、初出場の厚木東(神奈川)などもベスト8に残った。
 女子準々決勝では全国高校総体優勝の岐阜女が安城学園(愛知)に79−105で敗れ、国体と合わせた高校主要大会3冠を逃した。2連覇を狙う桜花学園(愛知)は前回3位の昭和学院(千葉)を67−53で退けた。
 大阪桐蔭は東京成徳大高を92−69、八雲学園(東京)は広島皆実を100−79で破り、ともに初の4強入りを果たした。

<劣勢にも慌てず終盤逆転>
 明成は洛南に辛勝した。八村が前半だけで四つのファウルを重ね、第3クオーターを終えて44−46と劣勢。だが、選手たちは冷静だった。第4クオーター、八村が守備のリバウンドで奪ったボールを、相原主将や田中が着実に決めて逆転勝ち。相原主将は「(八村が自分たちに)任せてくれた。自信を持って臨めた」と感謝する。
 終盤で慌てなかったのは日頃の練習のたまもの。八村がファウルの累積で思うように攻められない状況を想定し、他の選手がフォローする動きを確認してきた。佐藤コーチは、勝負強さを発揮して共に18点を記録した相原主将と田中をたたえた上で「まぐれのシュート、ラッキーもあった。運は努力しているチームに来る」とうなずいた。

<日大山形、外国人の高さに屈す>
 日大山形は15年ぶりの準々決勝進出を逃した。佐藤主将は「体が小さいチームでも全国で通用することを示せた。できることは全てやった」と、すがすがしい表情で振り返った。
 身長2メートル超の外国人留学生2人をそろえる中部大第一に高さでは全く歯が立たなかった。チームで最も長身の188センチの山本は「体を張って止めようとしたが、パワーと高さが違った」。青木コーチも「外国人対策が不完全だった」と認めるしかなかった。
 それでも簡単には終わらなかった。第4クオーターには相手が留学生をベンチに下げたのを機に一気に追い上げ、留学生をコートに引き戻した。佐藤主将は「最後に意地は見せられた」と額の汗を拭った。


2017年12月27日水曜日


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