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<ほっとタイム>出会いくれた筋ジス

内閣総理大臣賞を喜ぶ駒場さん。「4年後の金婚式までは元気に生きるよ」

◎花巻・障害者相談員が作文最高賞

 自らも病と闘いながら障害者の生活支援を続ける岩手県花巻市の身体障害者相談員、駒場恒雄さん(71)が「心の輪を広げる体験作文」コンクール(内閣府など主催)で、高校・一般部門の内閣総理大臣賞に輝いた。
 「トイレから立ち上がることができず助けを呼んだ」「階段を四つんばいになって上がった」。全身の筋肉が衰える筋ジストロフィーを患い、40年以上続く闘病生活をつづった。
 52歳で勤め先を退職すると、患者会や講演会に通っては障害や病気に関する知識と人脈を蓄えた。58歳で相談員に委嘱され、障害者年金の申請方法などを助言する日々を送る。
 「振り返ればつらいことや悔しいことが思い出されるが、病気と障害のため、たくさんの人と出会い、楽しい人生を暮らすことができた」。「人生を支えた出会い」と題した作文で、こう述べた。
 「毎日介護してくれる家内に感謝したい」と照れながら受賞を喜んだ駒場さん。「命燃え尽きるまで、この仕事を続けるよ」
(盛岡総局・斎藤雄一)


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2017年12月27日水曜日


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