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<待機児童>東北の県庁所在市 青森、盛岡、秋田でゼロ維持

 福島市が対策強化に乗り出した待機児童解消は、全国的な課題となっている。東北の他の県庁所在市は対策が奏功し、今年4月時点では青森、盛岡、秋田の各市が待機児童ゼロを維持している(表)。
 秋田市は2011年4月、待機児童が解消された。1年前は173人だったものの、保育所定員を2年間で900人以上増やした成果が出た。市は「09年に市長公舎を認可保育所に改修した」と説明する。
 山形市は14年度からホームページなどで、保育施設の空き状況などの情報公開を強化。小規模保育施設を認可施設にするといった取り組みも効果を上げた。
 盛岡市は15、16年度入所の定員を計420人増やした。ただ、保育士確保は現在も大きな課題。地元採用の保育士を増やすため、市は本年度、新採用を対象に奨学金返済を支援する独自事業を始めた。
 市の担当者は「市内で保育を学んだ学生が東京や仙台に流出しないような取り組みが必要」と指摘する。


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2017年12月27日水曜日


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