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金融機関の「昼休み」東北でも導入続々 正午挟んで窓口業務取りやめ、規制緩和で可能に

日中に1時間の休業時間を導入する仙南信金七ケ宿支店

 日中に窓口業務の休業時間を設ける金融機関が東北で徐々に広がっている。みちのく銀行(青森市)と東北銀行(盛岡市)が今年導入し、宮城県南を営業エリアとする仙南信用金庫(白石市)は来年1月4日、一部店舗で開始する。各機関は「店舗の維持や業務効率化のため、理解してほしい」と説明する。
 仙南信金が休業時間を設けるのは七ケ宿支店(宮城県七ケ宿町)。午前11時半〜午後0時半までシャッターを閉め、窓口での出入金や振り込みを取りやめる。店舗設置の現金自動預払機(ATM)は利用できる。
 小規模な七ケ宿支店は昼前後、電話対応や職員の休憩で窓口が手薄になることがあった。仙南信金の担当者は「不便な時間帯ができるが、現状の人員配置のままでサービスを維持するにはやむを得ない」と話す。
 みちのく銀は今年4月、住宅地にあり昼の利用者が少なかった戸山支店(青森市)で、正午〜午後1時を休業とした。
 東北銀行も12月4日から松園、茶畑両支店(いずれも盛岡市)で正午〜午後1時、窓口を閉じている。東北銀の担当者は「利用者が少なく、2カ月前から周知したため混乱はない」と説明する。
 金融機関の営業時間は法律で午前9時〜午後3時と規定されていたが、昨年9月の規制緩和で弾力的に設定できるようになった。
 東邦銀行は1月、郡山総合卸市場支店(郡山市)の営業時間を午前8時半〜午後2時半に変えた。利用者は早朝から働く市場関係者が多く、30分前倒しした。


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2017年12月27日水曜日


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