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<高校ラグビー>仙台育英初戦敗退

常翔学園−仙台育英 前半10分、仙台育英・千葉真(手前)が独走でトライを決める

 第2日は28日、東大阪市の花園ラグビー場で1回戦の残り11試合が行われ、仙台育英は全国優勝5度を誇る常翔学園(大阪第3)に15−61で敗れた。

 ▽1回戦

常翔学園(大阪第3) 61/28−15/15 仙台育英
              33−0

 【評】仙台育英はFW戦で常翔学園に屈し、9トライを許して完敗。相手の突破を止められず、前半だけで4トライを奪われた。10、23分に素早い展開から千葉真の2トライなどで粘ったが、後半は守備が機能せず、一方的に攻められた。

<体格差覆せず後半力尽きる>
 関西の雄の壁は厚かった。仙台育英は優勝経験のある常翔学園に46点差の敗戦となった。後半は5トライを喫して無得点。丹野監督は「(試合時間の)40分は持つかと思ったが、足が止まってしまった」と淡々と振り返る。
 前半は15−28。10分に高校日本代表候補の千葉真が自陣の10メートルライン付近から独走してトライを奪うなど、持ち味のスピードを生かして何とか食らいついた。
 しかし、善戦もそこまで。FWの平均体重で11キロも上回る相手に圧倒的な力で押し込まれ、次第に体力が消耗した。後半に入ると、速さでも後手に回り、一方的に攻め立てられた。
 1、2年生主体のチーム編成。課題だった体の細さを克服するため、上半身の筋力トレーニングを重ねてスピードとスタミナを強化して臨んだ。「準備してきたことは出し切った」と丹野監督。「さらにレベルを上げるため、この結果を来年につなげないといけない」と選手らに求める。
 若いチームには先がある。3年の大森主将は「後輩には、これを大きな経験にしてほしい」と託す。チームの目指す方向性に揺るぎはない。強豪にはね返された悔しさを次への糧にする。(今愛理香)


2017年12月29日金曜日


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