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<2017年東北10大ニュース>8位−10位 肌寒い夏、大谷大リーグへ、北の漁船か?漂着相次ぐ

36日連続の降雨を観測した仙台の朝。公園に水たまりが広がっていた=8月26日、仙台市宮城野区
米大リーグ、エンゼルスの入団記者会見で背番号「17」の真っ赤なユニホームに袖を通し、ポーズをとる大谷選手=12月9日、アナハイム
保護された8人が乗っていた漂着船=11月24日、由利本荘市

 河北新報社は2017年の東北10大ニュースを選んだ。1位は10月の衆院選。自民党が大勝し希望の党が惨敗した東北の有権者の投票動向を、今年最大のニュースと位置付けた。8月末と9月中旬に繰り返された日本上空を通過する北朝鮮の弾道ミサイル発射が、2位で続いた。北朝鮮絡みでは11月下旬から相次ぐ北朝鮮からとみられる木造船の漂着も10位に入った。東日本大震災と福島第1原発事故からもうすぐ7年。原発事故と向き合い再生の道を歩み続ける福島発のニュース2題が6、7位となった。


(8位)肌寒い夏36日連続降雨

 8月の東北地方の太平洋側は冷たく湿った「やませ」の影響を受けた。仙台管区気象台によると、平均気温は仙台23.0度、石巻22.4度、宮古20.1度など。各地で平年より1〜2度低い「肌寒い夏」だった。日照時間は仙台で計57.1時間と平年の40%。1941年の61.4時間を下回り、最少記録を更新した。
 仙台は7月22日から8月26日まで36日連続の降雨も観測し、6〜9月では34年を抜き、83年ぶりに観測史上1位の記録を塗り替えた。気象庁は、東北地方の梅雨明けは特定できなかったとの確定値を発表した。


(9位)日ハム大谷大リーグへ

 プロ野球日本ハムで投打の「二刀流」でファンを沸かせた大谷翔平選手(23)=岩手・花巻東高出=のポスティングシステムによる米大リーグ、エンゼルスへの移籍が、12月9日(日本時間10日)に発表された。
 大谷選手の背番号は「17」。ロサンゼルス郊外、アナハイムの本拠地球場エンゼルスタジアムで入団記者会見を行って二刀流挑戦を表明し「応援で僕を成長させてほしい」と話した。
 エンゼルスの日本選手は大谷選手で4人目。過去に長谷川滋利投手、松井秀喜外野手、高橋尚成投手(いずれも引退)が所属した。


(10位)北の漁船か?漂着相次ぐ

 青森、秋田、山形3県の日本海沿岸では11月以降、北朝鮮籍とみられる木造船の漂着、漂流が相次いだ。船内や船体付近では身元不明遺体も多数見つかった。
 日本の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業した揚げ句、船体の故障などで日本側に打ち寄せられたとみられる。
 3県などによると、漂着船の数は25日現在、青森と秋田が13、山形は4。遺体は青森7、秋田17、山形11の計35体に上る。
 由利本荘市では11月23日夜、漂着船に乗っていた8人が秋田県警に保護された後、北朝鮮に送還された。


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2017年12月29日金曜日


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