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<E番ノート>虎の子の…

 プロ野球の最優秀選手(MVP)、新人王などは記者投票で決まるが、今回はパ・リーグ新人王で悩んだ。56年ぶりに新人野手として全試合フルイニング出場した西武・源田が大本命。ほぼ満票と思った。ただ投手では東北楽天・高梨も頑張った。救援46試合で防御率1.03は突出した数字。クライマックスシリーズも大活躍した。
 取材班唯一の票をどうするか、周囲に相談すると「地元紙だし、高梨でもいいか」。ふたを開けると、やはり源田が258のうち252の得票。残りはソフトバンク勢の石川と甲斐、オリックス・山岡で合計5票。最後の1票が高梨だった。地元から2、3票入ってもいいと正直思ったが。
 一方、セ・リーグは球団の新人最多安打記録を更新した中日・京田(青森山田高−日大出)が新人王に。2位は規定打席未到達の阪神・大山が、10勝したDeNA・浜口を約20票上回る珍現象が起きた。虎の子の一票をできれば身近な選手に入れたい気持ちはどの記者も同じだろうが、かなり温度差を感じるのは地域性の違いのせいか。MVPは1〜3位の選手を挙げ、順位点の合計で決まる。新人王も同じ形の方が適切なランキングになる気がする。(金野正之)


2017年12月30日土曜日


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