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<全国高校バスケ>佐藤コーチ「普段着のバスケ出せた」成長した選手へ「ありがとう」

福岡大大濠―明成 第4クオーター、明成・八村(右)に声を掛ける佐藤コーチ

 大観衆の前で堂々と戦った選手の姿が誇らしかった。明成の佐藤コーチは「普段着のバスケットボールを大きな舞台で出せたのが勝因」としみじみと振り返った。
 後半、相手の猛反撃に遭いながらもなかなかタイムアウトを取らなかった。「立て直しを図るチャンスではあったが、自分たちで戦おうとしている選手の姿勢を信じた」と説明する。
 仙台高を含めて7度の決勝で全て勝利に導いた。1、2年生主体だった昨年は初戦敗退の屈辱。この一年、実力を発揮できない選手たちに猛練習で自信を植え付けることに腐心した。「無念が彼らを支えた。よくここまで辛抱して頑張った。ありがとう」と選手に感謝する。
 コートでは厳しい声を出すことも多いが、根底に多くの選手を育てたい深い思いがあるからこそ。優勝インタビューの冒頭、大会前に仙台高時代の教え子を亡くしたことを明かした。「恥ずかしくない恩師でありたかった。天国でわれわれを見守ってくれた」と声を震わせた。(剣持雄治)


2017年12月30日土曜日


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