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<メガホン>聖和学園の千葉、脱二刀流 バスケかスキーアルペン競技か

 29日に幕を閉じたバスケットボールの全国高校選手権大会男子。2年ぶり優勝を果たした明成と共に宮城から出場した聖和学園の千葉勇祐主将(3年)は、もともと「二刀流」の選手だった。大崎市岩出山中でバスケ部の傍ら、スキーのアルペン競技で全国中学大会に出場した。
 先に始めたのはスキー。指導者だった両親の影響で3歳で板を履き「気付いたら(競技を)やらされていた」と記憶は定かでない。小学1年で始めたバスケとの両立は中学卒業まで続いた。バスケに絞ったのは高校から。同校の阿部昭宏コーチから「スキーで鍛えた脚力と体幹で、全国に通用するプレーヤーに育ててやる」と誘われて決意した。
 異なる競技に打ち込んだ経験が生きた。相手選手をアルペン競技の旗門に見立て、最短距離で通過する感覚で鋭いドライブを磨いた。勝った時の達成感も団体競技の方が格別だった。
 今大会は初戦で古豪土浦日大(茨城)に苦杯を喫した。悔しさは進学先の上武大で晴らすつもりだ。「全国に出た経験を生かし、これからも頑張りたい」。歩んできた二つの道が重なり、さらなる旅が続く。
(剣持雄治)


2017年12月31日日曜日


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