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<プロ野球>大谷、夢の米挑戦 東北出身選手今季も存在感

今季本拠地最終戦のオリックス戦に「4番・投手」で先発し、完封勝利を挙げた日本ハム・大谷

 2017年のプロ野球も東北出身の選手が存在感を示し、球界を盛り上げた。
 動向を含め注目を浴びたのが奥州市出身の大谷翔平(日本ハム)。今季は右足首の故障で満足いくプレーができなかったが、国内最終登板となった10月4日のオリックス戦(札幌ドーム)は「4番・投手」で先発し、完封劇を演じた。オフに米大リーグ、エンゼルスへの移籍が決まり、来季は念願だったメジャーの舞台でも投打の「二刀流」に挑む。
 菊池(西武)は2年連続で開幕投手を務め、最多勝(16勝)と最優秀防御率(1.97)の2冠。球界を代表する左腕に成長し、チームを4年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)に導いた。
 3年目の外崎(西武)は内野手登録ながら、今季から挑戦した外野で頭角を現した。日本代表に選ばれたアジアプロ野球チャンピオンシップでは勝負強い打撃で優勝の原動力となり、最優秀選手(MVP)に輝いた。
 東北楽天では西武から移籍した岸が先発陣の柱として実力を示し、4年ぶりのCS進出に貢献した。銀次は12年目で初めて全試合に出場し、ベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。ソフトバンクから加入したベテラン捕手の細川は陰ながらチームを支えた。
 苦しんだベテランもいた。石川(ヤクルト)は自己ワーストタイの4勝止まり。ソフトバンクの摂津は9年目で初めて勝利なしに終わり、長谷川は外野の定位置をつかめなかった。
 一方、高卒の若手では3年目の石川(日本ハム)が37試合に登板し、来季の足掛かりを築いた。共に2年目左腕の成田(ロッテ)と高橋樹(広島)は1軍デビューを果たし、2年目の平沢(ロッテ)は地元でプロ初本塁打を放った。
 けがから昨季復帰した10年目の由規(ヤクルト)は10試合に先発して3勝(5敗)を挙げた。
 18年は新たに10選手がプロの世界に羽ばたく。現役と合わせた東北勢51選手の活躍が期待される。


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2017年12月31日日曜日


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