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<大曲浜獅子舞>復興祈り勇壮に舞う

あおい地区に再建された民家で力強く舞う獅子舞

 東日本大震災で被災した東松島市の各所で2、3の両日、大曲浜地区に江戸時代から伝わる市無形民俗文化財「大曲浜獅子舞」が披露された。保存会の約30人が市内を回り、無病息災と復興を祈った。
 JR東矢本駅北にある防災集団移転団地あおい地区では2日、太鼓や笛の音色に合わせて獅子が勇壮に舞い、住民らの頭をかんで回った。
 自宅に獅子を迎え入れた漁師平塚正二さん(67)は大曲浜地区出身で、幼い頃から獅子舞に親しんできた。「太鼓の音やリズムが体に染みついていて心地よい。家族みんなが健康で無事に過ごせればいい」と望む。
 中学生時代から保存会で活動する土門勇樹(ゆうじ)会長(35)は「獅子舞が地域の人と人とを結ぶツールになればうれしい。震災後、涙を流しながら獅子舞を見てくださった方々もいる。後継者の育成に力を入れ、浜の伝統を継承したい」と話す。


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2018年01月04日木曜日


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