宮城のニュース

<こけし初びき>正装で手業の上達誓う 白石・弥治郎地区

ろくろを使って胴を仕上げる佐藤さん

 白石市福岡八宮の弥治郎こけし村で2日、新春恒例の「こけし初びき」があった。弥治郎系の工人が手業の上達を誓い、今年最初の1本を完成させた。
 いわき市の工人佐藤裕介さん(35)がえぼし、ひたたれ姿で登場。多くの愛好家や関係者が見守る中、ろくろを回して頭と胴を削り、筆先に意識を集中させて顔や模様を描いた。
 50分ほどかけて8寸(高さ約24センチ)のこけしを仕上げ、「こけし神社」として親しまれる敷地内の小野宮惟喬(これたか)親王神社に奉納した。
 佐藤さんは「寒かったが作業に集中すれば暖かくなる。優しい表情のこけしを作り続け、先代がつないできた歴史を途絶えさせないようにしたい」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年01月04日木曜日


先頭に戻る