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一刀入魂 飛び散る火花に気迫満ちる 刀匠・法華三郎信房さん打ち初め

火花を散らし、玉鋼を鍛えた打ち初め式

 宮城県大崎市松山の刀匠、9代目法華三郎信房さん(78)の日本刀鍛錬所で5日、新春恒例の打ち初め式があった。
 見物客が見守る中、鉄を打った切り火で着火した火床(ほど)を、ふいごで約1200度まで加熱。オレンジ色に光る玉鋼を烏帽子(えぼし)、直垂(ひたたれ)姿の信房さんが支え、長男の高橋栄喜さん(47)が大づちを振るうと、周囲に勢いよく火花が飛び散った。
 藩制時代から続く刀匠の家柄で、先代が復元した「大和伝」の作風を全国で唯一受け継ぐ。信房さんは「打ち初めの後は、大勢の視線が体に染み込み、力をもらえる。自分の思い描いている形に少しでも近づいていきたい」と話した。


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2018年01月06日土曜日


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