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厳しい寒さがもたらす質の良さ 宮城・丸森で和紙の初すき

伝統の技で丸森和紙の初すきを行う宍戸さん

 約400年の伝統があるとされる丸森和紙の初すきが5日、宮城県丸森町北沢の宍戸信成さん(78)の和紙工房で行われた。
 原料のコウゾを溶かした水の中で丁寧に型枠を動かし、薄い紙にすく。3日ほど重しをして水を切る。2月末まで作業は続く。
 宍戸さんは「今年は寒さが厳しく、良質な紙ができる。書家や日本画家など、さまざまな方に喜ばれる紙をすきたい」と話す。
 丸森和紙は仙台藩祖伊達政宗が、山がちで水田の少ない丸森で生産を奨励したのが始まりとされる。伝統の製法で生産を続ける職人は宍戸さんだけになった。
 受注生産のほか、町内の斎理屋敷で販売する。連絡先は宍戸さん0224(72)6425。


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2018年01月06日土曜日


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