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<星野仙一氏死去>感動忘れない 東北各界から哀悼の声「被災者を優しさと強さで照らしてくれた」

春季キャンプ地への出発を前に、マイチーム協議会主催の壮行式であいさつする星野氏(中央)=2014年1月、JR仙台駅

 プロ野球東北楽天元監督の星野仙一氏の死去が伝えられた6日、東北の各界には哀悼の意とともに、東日本大震災の被災地を感動で包んだ2013年の日本一の実績を改めてかみしめる声が広がった。
 「東北に夢と感動を与えてくれた。(日本一の)優勝パレードの際、『沿道のファンからありがとうと言われた時、ぐっとこみ上げるものがあった』との言葉が何よりの思い出だ」
 東北楽天を支援する官民組織、楽天イーグルス・マイチーム協議会会長の鎌田宏仙台商工会議所会頭は、星野氏の人柄をしのばせるエピソードを交えた談話を出した。
 同協議会の初代会長を務めた丸森仲吾元七十七銀行会長は「東北楽天を日本一に導き、被災地を大いに盛り上げていただいたことが印象に残っている。まだ若く、楽天のために力を貸していただけると思っていただけに残念でならない」と早過ぎる死を悼んだ。
 村井嘉浩宮城県知事は「監督就任以来、常に被災地を思い、日本一になって被災者を励ましたいという熱い思いで選手と一丸となって戦ってこられた」と振り返り、「卓越した手腕と指導力で日本一へと導き、被災地東北に勇気と元気を与えてくれた」と感謝した。
 郡和子仙台市長は「日本一の栄光を勝ち取ったあの時の感動が昨日のことのように思い出される。避難所訪問などの活動を通じ、被災された方々を温かく励まし続け、優しさと強さで照らしてくれた」と冥福を祈った。


2018年01月07日日曜日


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