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巨大ダルマ引き合戦で占う今年の運勢は…双葉ダルマ市 仮設住宅広場で最後の開催

東西に分かれて巨大ダルマを引き合った福島県双葉町のダルマ市

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県双葉町の「ダルマ市」が6日、いわき市南台の仮設住宅広場で始まり、集まった町民らが旧交を温めた。同仮設での開催は、入居者減少に伴い7回目の今回で最後となる見通し。7日まで。
 300年以上続くとされる伝統行事。農協女性部が絵付けした「双葉ダルマ」など約20の出店が並び、大勢の人でにぎわった。
 今年の運勢を占う「巨大ダルマ引き合戦」では約150人が東西に分かれ、高さ3.3メートル、重さ700キロのダルマを引き合った。東が勝利し、「家内安全、商売繁盛」と判定された。
 白河市に避難する舘林孝男さん(63)は「再会の場になっており、1年ぶりに会う人もいる。伝統を子孫につなぐため、ダルマ市は続けてほしい」と話した。
 7日は正午にダルマみこしが繰り出す。
 南台仮設の入居者は、町外で住宅を確保する動きが進んで減少。69世帯、95人とピーク時の4分の1になった。多くは春以降、町が町外拠点と位置付けるいわき市勿来町酒井地区に完成する災害公営住宅などに移る。主催する町民グループ「夢ふたば人」は今後、同地区でのダルマ市の開催を検討する。


2018年01月07日日曜日


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