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気持ち新た15歳の元服式 変わらぬ教え胸に刻む 岩手・大船渡

元服式に臨む中学3年の生徒たち

 岩手県大船渡市赤崎町で成人の日の8日、江戸時代末期から地域で続く伝統の「元服式」があり、15歳となる地元の中学3年生15人が緊張した表情で臨んだ。
 佐野契約会が主催し、今年で168回目。節目を迎えたのは男子10人、女子5人で、入会の誓約書に押印し、ぶどう液の杯を受けた。
 熊谷亨会長(60)が「家内喧嘩(けんか)は貧乏の種まき」「大食は命の取越」など、30カ条の「嘉永四(1851)年の定」を朗読し、変わらぬ教えを胸に刻んだ。
 大船渡一中3年の大畑明日風(あすか)さん(15)は「歴史的な行事に参加でき、とても誇りに思う。当たり前のことが当たり前にできるよう頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
 佐野契約会は、情勢不安な時代に結束を深めようと1851年に結成した。


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2018年01月09日火曜日


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