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<平笠裸参り>岩手山麓、寒中苦行しずしずと

岩手山の麓を練り歩く女性たち

 寒中に女性が中心となって苦行する「平笠裸参り」が8日、岩手県八幡平市の平笠地区であった。厳しい寒さの中、白装束を身にまとった女性20人、男性17人が約8キロを練り歩いた。
 参加者は長さ約2.5メートルの「験竿(けんざお)」や鈴を持ち同地区の宮田神社を出発。道中の民家で無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)、商売繁盛を祈願した。
 平笠小6年の伊藤綾茄(あやか)さん(12)は母親の優子さん(44)と参加。「みんなが幸せな1年になるようにと願って歩いた」と笑った。
 平笠裸参りは江戸時代中期に岩手山の噴火を鎮めるため始まったとされる。男性だけの行事だったが、戦時中に夫や息子の無事を祈る女性が参加して現在の形となった。


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2018年01月10日水曜日


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