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東松島の公立小中、幼稚園 夏休み4日程度短縮へ

 2018年度の東松島市の公立小中学校と公立幼稚園の夏休みが、4日程度短縮される見通しであることが10日、分かった。できるだけ授業日数を確保して、学力向上を図るのが狙い。市教委によると、正式に認められれば夏休みの短縮は県内の自治体で初めてとなる。
 同日あった定例記者会見で、渥美巌市長や工藤昌明市教育長が短縮の方向性を示した。市教委は今後、教育委員会の承認や、夏休みの期間などを定めた規則の改正を経て、18年度からの実施を目指す。
 市教委などによると、短縮の対象となるのは小学校8校と中学校3校、幼稚園1園。現行の規則では夏休みは7月21日〜8月25日の36日間となっており、これを4日程度短くする見込み。既に各学校長らに対して方向性を伝え、おおむね理解を得たという。
 市内では学校週5日制の導入に伴い、年間約240日だった授業日数が約200日に減った。一方、小中学生を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)ではここ数年、小学6年と中学3年の大半の科目の平均正答率が県と全国を下回っている。
 工藤教育長は「児童生徒が一定の長さの夏休みを自主的に過ごすことも大事。極端な日数短縮はいかがかと思うが、4、5日程度は適正ではないか」と説明。
 「授業日数が増えた分を学力向上に結び付けるには各学校の工夫が必要だ。市内では家庭での学習時間が少ないといった課題もある。子どもたちも含めて勉強をしっかりやろうという機運を盛り上げ、成果につなげたい」と話す。


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2018年01月11日木曜日


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