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<大崎市民病院>電子カルテ不正閲覧訴訟 原告、市・業者と和解

 大崎市民病院(大崎市)で電子カルテが不正に閲覧されプライバシーを侵害されたとして、宮城県内の姉妹と母親の3人が病院を設置する大崎市と医療事務を請け負ったニチイ学館(東京)に計900万円の慰謝料を求めた訴訟は10日までに、仙台地裁古川支部で和解した。和解内容は明らかにされていない。
 ニチイ学館の担当者は「関係者に多大な迷惑をお掛けし、おわび申し上げる。再発防止に向けて継続して取り組んでいく」と話した。市民病院の担当者は「和解したが、市議会へ報告するまで正式なコメントは出せない」と述べた。
 訴えによると、2014年10月に父の家庭内暴力(DV)で左脚をけがした当時10代の妹が病院を受診し、医師の判断で20代の姉と一緒に保護入院した。その後、業務上は必要がないのに同月26日〜11月4日、病院職員やニチイ学館従業員計24人が姉妹のカルテを不正に見た。
 ニチイ学館の従業員として病院に勤めていた母親と上司とのやりとりから不正閲覧が分かり、母親はその後退職した。


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2018年01月11日木曜日


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