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<アイリスオーヤマ>大山社長退任へ 在任53年 後任に長男晃弘氏

 アイリスオーヤマは11日、大山健太郎社長(72)が6月末に退任し、後任に長男の晃弘取締役(39)を7月1日付で充てると発表した。大山氏は代表権のある会長に就く。
 大山氏は1964年、父森佑(もりすけ)氏が大阪府東大阪市で創業した大山ブロー工業所(現アイリスオーヤマ)の代表に就任。89年に本社を仙台市へ移転した。
 53年間の代表・社長在任中、園芸や生活用品などを幅広く手掛け、2009年に発光ダイオード(LED)照明と小型家電事業へ参入。17年4月にはエアコンを発売し、大型白物家電事業にも進出した。
 17年12月期決算(速報値)のグループ全体の売上高は過去最高の4200億円。インターネット通販の拡大によって海外の売り上げが伸びており、国内外で物流を支える工場の整備を進めている。
 アイリスは11日、22年にグループで現在の倍となる1兆円の売上高を目指す中長期計画も公表。計画実現に向け、大山氏が社長を退いてグループ全体の方針策定に従事し、晃弘氏は海外事業を統括してきた経験を生かしグローバル事業の陣頭指揮を執る。
 大山氏は「ネット通販に切り替わり、事業の拡大が見込まれる。晃弘氏は高い志とリーダーシップを持って、新たな視点で社会に貢献してほしい」とコメントした。
 晃弘氏は仙台市出身、03年アイリス入りした。執行役員などを経て、15年3月から現職。


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2018年01月12日金曜日


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