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復興公園願い形に 気仙沼市・15日からデザイン案募集

復興祈念公園が整備される陣山

 宮城県気仙沼市は、同市陣山につくる東日本大震災の復興祈念公園(2.3ヘクタール)のデザインについて、15日から一般公募を始める。地元に限らず全国から幅広く意見を取り入れる。入賞作品のアイデアを設計に生かし、2019年度末の完成を目指す。

 応募資格で年齢や国籍、資格は問わないため、市は小中学生からの募集も想定する。市によると東日本大震災の祈念公園を整備する被災自治体で一般からアイデアを募るのは初めて。
 募集は2部門で実施する。「総合部門」は、公園の中核となる「祈りの場」(750平方メートル)に設けるモニュメントや犠牲者の名を刻んだ銘板、震災の記憶を伝える掲示板のデザインに加え、公園の利用方法、トイレの設置場所など公園全体のアイデアを募る。
 より提案しやすいよう、モニュメント、銘板、掲示板だけの「モニュメント部門」も設けた。
 募集期間は2月23日まで。学識経験者や観光関係者ら20人でつくる「復興祈念公園施設検討委員会」が審査し3月下旬、部門ごとに優秀賞を5作品ずつ、アイデア賞を数作品ずつそれぞれ選ぶ。デザインを踏まえた基本設計を6月までに終える。
 公園予定地は被災した市街地や気仙沼湾を一望できる標高57メートルの民有地。総事業費は4億3100万円。市の負担は9900万円で、うち5000万円はクラウドファンディングを活用する方針。
 詳しい募集要項は15日に市のホームページで公開する。連絡先は気仙沼市復興祈念公園アイデアコンペ事務局0226(22)3401。


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2018年01月12日金曜日


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