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<宮古盛岡横断道>岩手最長4998m 盛岡と宮古つなぐトンネルが貫通

くす玉を割って貫通を祝う子どもたち

 復興支援道路として整備が進む宮古盛岡横断道路(100キロ)の新区界(くざかい)トンネルで11日、貫通式典があった。盛岡市と宮古市にまたがる交通の難所・区界峠を貫くトンネルは、岩手県内最長の4998メートル。最大のヤマ場を越え、新区界トンネルを含む一部区間8キロは2020年度に開通する予定だ。
 国や自治体、施工業者の関係者ら約300人が出席。宮古市川井地区の剣舞が披露され、地元の子どもらがくす玉を割って祝った。
 山本正徳宮古市長は「沿岸と内陸を結ぶ命の道として大きな期待を寄せている」とあいさつ。谷藤裕明盛岡市長は「経済、観光の両面で被災地を支える重要な役割を担う道路の開通に向けた一歩」と強調した。
 新区界トンネルの掘削工事は2014年11月に始まり、最新機材を投入して工期の短縮を図った。事業費は約250億円。片側1車線で幅員は12メートル。
 東北では福島市と米沢市を結ぶ栗子トンネル(8972メートル)、鶴岡市のあつみトンネル(6022メートル)に次ぐ長さとなる。
 トンネルを含む区界道路(8キロ)の開通後は、現在使われている国道106号に比べて所要時間が9分短縮され、23カ所の急カーブが解消される。


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2018年01月12日金曜日


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