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音楽ホール「多機能で2000席程度」仙台市が素案提示

 仙台市は12日、整備検討中の音楽ホールについて、2000席程度の主ホールと300〜500席程度の小ホールを中心とした施設構成の素案を明らかにした。音楽ホールを「誰もが集い、交流する広場としての文化施設」と位置付けた。
 市役所で同日あった市音楽ホール検討懇話会(会長・本杉省三日大理工学部特任教授)の第2回会合で、市が議論のたたき台として提示した。
 主ホールは音楽専用でなく「音響を重視した高機能な多機能ホール」と想定。クラシックやポップス、ジャズなどの音楽をはじめ、演劇やオペラ、バレエといった舞台芸術の利用も見込んだ。
 小ホールは「多様な表現活動に対応できる多機能ホール」とする案を軸に、音楽専用、演劇・舞踊に適したホールの2案も併記。リハーサル室や練習室、稽古場、道具類を制作する工房の整備も盛り込んだ。
 市は音楽ホールの設置目的として(1)市民に支えられた「楽都」をさらに高める(2)文化芸術を介したまちづくりを進める(3)復興の力となった文化力を社会に生かす−の3点を挙げた。
 懇話会では委員から「専用ホールだと利用が偏る。多機能ホールの方がいい」(大学准教授)、「生の音源の響きがどれだけ本格的かが絶対的な条件だ」(音楽関係者)などの意見が出た。本杉会長は終了後「ホールの方向性がある程度、見えてきた」と話した。


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2018年01月13日土曜日


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