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<南相馬市長選>候補者の横顔と訴え

 11日告示された南相馬市長選は、ともに無所属で、元市議で新人の門馬和夫氏(63)、3選を目指す現職の桜井勝延氏(62)の2人が、21日の投票日に向け、東京電力福島第1原発事故からの復興策を訴える。両氏の横顔などを紹介する。

◎生活の不安解消に全力/門馬和夫氏(63)=無新

 「これまでの行政経験を生かし、100年先を見据えた街づくりを進める」。1期途中で市議を辞職し、市長の座に挑む。
 公約には、家庭で保育する世帯を対象とした手当の創設、小中学校への教職員増配などを掲げる。「住民の生活上の不安解消に努めたい」。想定する財源も明示し、政策実現に自信を見せる。
 一度は地元の農業高に入学したものの、すぐに退学して普通高に入り直した。「広い世界を見たくてわがままを言わせてもらった。人生は1年遅れたが、2校分の同級生に恵まれた」と振り返る。
 趣味は釣り。船に乗って相馬沖で糸を垂らす。「釣果も楽しみだが、ストレス解消策にもなっている」

◎ロボット産業集積図る/桜井勝延氏(62)=無現

 「2016年7月に避難指示が解除された小高区に元気を取り戻すのが私の仕事」。原発事故対応に追われた2期8年。地域再興に懸ける情熱に衰えはない。
 市全域の発展に向け、ロボット関連企業の集積などを掲げる。産業振興につなげるのはもちろん、教育面への波及効果も狙う。「子どもが夢をかなえられる街にしたい」と力を込める。
 毎週のように東京に赴き、中央省庁と復興策について協議した。「訪問していないのは法務省ぐらい。ほとんどのトップ官僚と面識ができた」と笑う。
 趣味はマラソン。高校時代から取り組み、今も早朝のジョギングが日課だ。「走っている時は一人。自分と向き合う貴重な時間になっている」


2018年01月13日土曜日


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