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宮城県、20年の観光客入り込み7000万人目標 次期戦略プラン策定

 宮城県は、2018〜20年度の3カ年を実施期間とする「第4期みやぎ観光戦略プラン」をまとめた。20年の観光客入り込み数の目標を16年実績比で916万人増の7000万人に設定し、東日本大震災の影響が残る観光産業の再生を図る。
 復興関連需要に支えられる宿泊観光客数は、16年実績と比べて78万人多い1000万人を目標に掲げた。外国人観光客宿泊者数は、近年の訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加を背景に16年の約3倍となる50万人を目指す。
 震災後、観光客の回復が遅れている沿岸部(気仙沼、石巻圏域)については、震災前(10年)の水準を目標に据えた。観光客入り込み数を805万人、宿泊観光客数を75万人とし、宿泊施設の再建などを後押ししながら、国内外に向けて積極的に情報発信する。
 国の産業連関表を用いて算出する観光消費による経済波及効果のうち、飲食や宿泊、買い物などの直接効果を16年比956億円増の4000億円と見込む。全体の経済波及効果を8468億円と想定した。
 目標達成に向け、県は東北広域観光ルートの確立や6県が一体となった観光誘客の取り組みを強める。県内各地に設立する日本版DMO(観光地域づくり推進法人)を核に地域間、産業間の連携を強化し、観光産業の成長を促す。
 県は18年度、人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」とタイアップした初の通年型観光キャンペーンを展開する。若年層を中心とした誘客を狙う取り組みで、観光再生に弾みを付けたい考えだ。県は3月にプランを策定する。


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2018年01月14日日曜日


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