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寒風で甘み凝縮 特産「へそ大根」作り最盛期 丸森町筆甫

へそ大根をつるし、寒風に当てる農家の女性

 甘みを凝縮した宮城県丸森町筆甫の特産「へそ大根」作りが最盛期を迎えた。串刺しにしてつるされた大根が白いカーテンのように連なり、冬の山里を彩る。
 へそ大根は寒風に約1カ月さらして乾燥させた保存食。大根に刺した串の跡がへそのように見えることから、名が付いたとされる。
 筆甫地区は高齢化が進み、へそ大根を作る農家が20戸弱に減少。伝統を守ろうと、中山間地域等直接支払制度を利用する中区集落協定が昨年から、へそ大根の生産に取り組む。
 婦人部代表の大橋三枝さん(54)は「夜に凍った身が日中解け、また凍るのを繰り返しておいしくなる。今年は天候も大根の出来も良い」と話す。
 へそ大根は月末から、農協などを通じて県内を中心に出荷される。


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2018年01月15日月曜日


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