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<ほっとタイム>読み手刺激する店に 元会社員、秋田市内に本屋開店

オープン間もない店内で本の整理をする大友さん

 秋田市中心部の住宅地に6日、新刊と古書を扱う書店が開店した。店名は「乃帆(のほ)書房」。個人経営の本屋を巡る状況が厳しい中、のほほんと店を出したからと、店主の大友俊さん(53)は笑う。
 約40平方メートルの店に2000冊が並ぶ。選書は独特だ。大学で学んだ言語学のコーナーをはじめ、秋田ゆかりの本、何を読めばいいのか分からない人向けの三つを柱にする。地域関連では、県出身作家の小説や漫画のほか、俳優が出演するテレビ番組の写真集もある。
 本だけでなく、書くことも好きだ。昨年、ゆきのまち通信(青森市)が主宰する「ゆきのまち幻想文学賞」の佳作に選ばれた。
 「本屋は個人でするものではない」と考えていたところ、1冊でも仕入れられる取次会社があることを知った。「自分でもできるかも」。昨年9月、市内のシステム開発会社を退社した。
 「来た人を刺激する品ぞろえにして、読みたい本のない時に行く本屋になりたい」。冊数を増やし、本の知識を充実させていく。
 営業時間は正午〜午後7時。定休日は火曜と、第1、第3、第5水曜。連絡先は乃帆書房018(853)7330。
(秋田総局・渡辺晋輔)


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2018年01月14日日曜日


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