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<ほっとタイム>家族の愛に涙の誓い

来賓から記念品を受け取る新成人の少年

◎少年院で迎えた成人式

 「遅すぎないうちに/間に合う今のうちに/できる限りのことをしよう/生まれてこられたお礼に」
 仙台市若林区の東北少年院で12日、成人式があり、大人の仲間入りをした7人と職員ら計約110人が合唱曲「おそすぎないうちに」を歌って祝った。
 式では家族からのメッセージが読み上げられた。「やっとの思いで大切な命を授かった。それがあなた」「家族で力を合わせて生きていこう」。7人は涙を止められなかった。
 「院での成人式が悔しく、情けなく思っていた。今でも支えてくれる家族のありがたさを感じる」。春に退院し、建築会社に就職する少年(19)が代表であいさつし「社会に貢献できるよう努力し続ける」と誓った。
 歌詞には「なくしてしまってから/その大切さに気づいて悔やんだり/悲しんだりしても遅すぎるよ」ともある。
 小野和典院長は「少年らには未来を得るチャンスがある。自分を見つめ直し、大人への一歩を踏み出してほしい」と再起を信じる。(報道部・佐藤駿伍)


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2018年01月15日月曜日


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