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<アングル秋田>自然尊び厳かに舞う 秋田・鹿角の大日堂舞楽

【堂々】地元にまつわる伝説の主に飼育されていた鳥が遊ぶ様子を表現した鳥舞。それぞれ雄、雌、ひなを演じる3人が鈴と日の丸扇子を持って軽快に跳びはねる=2018年1月2日、秋田県鹿角市八幡平の大日霊貴神社

 秋田県鹿角市八幡平の大日霊貴(おおひるめむち)神社(大日堂)で2日、厳かな舞が奉納された。
 国の重要無形民俗文化財で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された大日堂舞楽。元正天皇の勅令で神社が再建された718年、都の楽人が披露した祝賀の舞が起源とされる。以来1300年間、4集落の「能衆」と呼ばれる氏子が口伝で継承してきた。
 能衆たちは祭礼前、肉や酒を断ち、身を清める。祈るは五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災。自然の力を尊び、信じ続けてきた人々の願いが舞と重なる時、見る者を幻想的な世界へといざなう。(秋田総局・鈴木俊平)


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2018年01月15日月曜日


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