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福島第1のトリチウム水処分 「国は説明丁寧に」福島知事

 内堀雅雄福島県知事は15日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水を浄化した後の放射性物質トリチウムを含む処理水の処分に関して、「社会的影響が非常に大きい。県内だけでなく全国、世界からの意見や考えも強く影響してくる」と慎重な対応を求めた。
 トリチウム水を巡っては福島県の自治体を訪れた原子力規制委員会の更田豊志委員長が12日、「(市町村長らから)大きな反対は出なかった」と述べ、東電が今年中に海洋放出を決定すべきだとの考えを示した。
 内堀知事は「福島は依然として風評問題に直面している。国や東電が環境などへの影響を丁寧に説明し、(地元の)理解を得ながら進めてほしい」と述べた。
 東京五輪カヌー競技への出場を目指していた鈴木康大選手(32)=二本松市=がライバル選手の飲み物に薬物を混入した問題にも触れ「絶対にあってはならないことで遺憾だ」と指摘。県体育協会を通じ、アンチ・ドーピングの徹底などを県内の各競技団体に求めるよう通知したと説明した。


2018年01月16日火曜日


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