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東北の景気判断 引き上げ 日銀・1月「緩やかな回復続く」

 日銀仙台支店は15日、東北の景気は「緩やかな回復を続けている」とする1月の地域経済報告(さくらリポート)をまとめ、前回昨年10月の基調判断を上方修正した。判断引き上げは2017年1月以来4期(1年)ぶり。増加が続く生産活動の動向を踏まえた。
 個別項目のうち「生産」は「緩やかな増加基調」から「緩やかに増加」に引き上げた。上方修正は2期連続で、外需の好調を背景に汎用(はんよう)・生産用・業務用機械の増勢が強まっている。
 日銀の調査に、青森県の電気機械メーカーは「スマートフォン向けの需要好調から増産傾向にある」と説明。宮城県の業者は「世界的な機械設備需要の増加を受け、部品の調達先確保に奔走している」と答えた。
 他の項目は全て据え置いた。公共投資は東日本大震災の復興関連工事を主体に「高水準で推移」、住宅投資は「高水準ながらも復興需要がピークアウトしているため、減少に転じつつある」を維持した。
 個人消費は「底堅く推移」で、天候の影響がありながらも主要な小売業販売額は堅調が続く。設備投資は「緩やかな増加基調」、雇用・所得は「雇用者所得は緩やかな増加基調」。
 仙台支店は「世界経済の成長で好調が続く輸出関連の製造業がけん引役となっている」と指摘した。


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2018年01月16日火曜日


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