秋田のニュース

大雪想定し初のホットライン訓練 秋田の気象台長と2市長が携帯電話で連絡

訓練で菅原市長と電話をつなぎ、状況を伝え合う和田台長

 大雪特別警報の発令を想定した秋田地方気象台長と秋田県内の首長の「ホットライン」訓練が15日にあった。大雪の想定は初めてで、横手市の高橋大、男鹿市の菅原広二の両市長と和田幸一郎台長が携帯電話で連絡を取った。
 「これまで経験したことのない大雪が降っている。今後の見通しはどうか」。菅原市長の問い合わせに和田台長が降雪量を伝え、「重大な災害の恐れが極めて高い異常事態だ。(20分後の)14時に大雪の特別警報を発表する」と答えた。
 50年に1度の積雪で、さらに警報級の雪が降り続くとみて特別警報を発令する想定の訓練。先のやりとりを踏まえ、高橋市長には台長から電話で発令予定を伝え、住民への周知を要請した。
 高橋市長は訓練終了後、「ピンポイントでタイムリーに気象の変化の情報をもらえるのは安心感がある。警戒態勢をどの程度継続するかの判断材料にもしたい」と述べた。
 昨年7、8月に県内であった大雨では、ホットラインが早めの避難判断に役立った。秋田、横手両市で総雨量が300ミリを超えたにもかかわらず、人的被害を防いだ一因になった。
 2013年の特別警報の運用開始以降、大雪に関する発令はない。和田台長は「普段は積雪量の少ない地域で降ると、対応が後手に回ることもある。季節ごとに対応を確認しておくことが大切だ」と話した。


2018年01月17日水曜日


先頭に戻る