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稲わら刺して五穀豊穣祈願 戌年生まれの男女が雪中田植え

稲わらのほか、ヨシなども雪に刺して五穀豊穣を祈願した

 秋田県由利本荘市鳥海町の市休養宿泊施設「鳥海荘」で15日、小正月行事「雪中田植え」があり、戌(いぬ)年生まれの年男、年女ら10人が稲わらの束を雪上に刺して五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
 参加者は、約100人の住民が見守る中、田んぼに見立てて作られた縦約10メートル、横約5メートルの雪の台に12本のわら束を手植えした。ヨシのように稲穂が伸び、大豆のように粒が大きくなるようにと、ヨシと枝付きの大豆も植えた。
 鳥海小5年生の佐藤善君(11)は「今年一年、野菜が多くできてほしい」と願いながら植えた。
 雪中田植えは鳥海地域で100年以上前から続いている。稲わらが雪の重みで適度に傾けば、豊作になると言われる。
 今回は強風で2束が倒れた。神事を執り行った近くの不動稲荷神社の神主佐藤久通さん(31)は「今年の秋は風が心配だ」と話した。


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2018年01月17日水曜日


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