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震災特需ピークアウト、東北の倒産73%増45件 12月

 東京商工リサーチ東北支社がまとめた企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、東北の昨年12月の倒産件数は前年同月比73.1%増の45件、負債総額は2.2倍の151億8800万円だった。月別では件数、負債総額とも昨年1年間で最も多かった。
 県別の状況は表の通り。件数は青森、宮城、山形、福島で増え、2015年3月以来、2年9カ月ぶりに40件を超えた。負債総額は福島であった大型倒産が響き、昨年で唯一、単月で100億円超となった。
 産業別は建設業12件、製造業と小売業が各9件、サービス業他が7件などの順。原因別は販売不振19件、放漫経営と赤字累積が各7件と続いた。形態別でみると破産39件、会社更生法と特別清算が各2件など。
 負債額別では1000万円以上5000万円未満17件、5000万円以上1億円未満10件、1億円以上5億円未満13件、5億円以上10億円未満4件。
 10億円超は、会社更生法の適用申請をした印刷業のトキワ印刷(須賀川市、94億8400万円)の1件。
 東北支社の担当者は「産業別で建設業がトップになるなど東日本大震災に伴う特需が一服し、業績がピークアウトした企業が目立つ」と指摘した。


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2018年01月17日水曜日


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