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<楽天>今江、定位置奪回へ必死 真価見せ「今年こそ日本一に」

定位置奪回に向け、自主トレで打撃練習する今江

 「もう一回しっかりとレギュラーを取る。若い頃の初心に戻って今季に臨む。今までとは立場が違う」。東北楽天の今江年晶内野手は18年は巻き返しの1年と位置づける。2015年オフにロッテからフリーエージェント(FA)移籍して来たものの、けがによる離脱も多く、16年は89試合、17年は51試合の出場にとどまった。主力の働きができなかっただけに、必死さをにじませて練習に励む。
 「順調に調整できている。あとは健康な状態でキャンプインを迎えたい」。今江は16日に沖縄県内での自主トレーニングを公開し、手応えを語った。主戦場の一、三塁は銀次、ウィーラーと昨季ベストナインにも輝いた看板選手がライバル。ハイレベルな争いが必至なだけに、万全の状態で2月を迎えたいという。
 昨夏に左腕を骨折した後、それまで本格的にはしなかったウエートトレーニングに積極的に取り組んだ。大阪・PL学園高の先輩で、昨季まで同僚だった松井稼(西武)の肉体を理想像とした。打撃や守備で動きに力強さが出てきたといい、「体に芯ができた感覚」と独特の表現で説明する。
 FA移籍の際に球団副会長として交渉役をした星野元監督が4日に亡くなった。「星野さんに声を掛けてもらって来たのに恩返しできずに申し訳ない気持ち」と言い、「だから今年こそ日本一にならないといけない」と奮起を誓う。
 同時にチームを不思議な雰囲気が取り巻き始めていると感じる。「星野さんの訃報があって、世の中から『今年は楽天が優勝しなさい』と言われている気がする。他球団に『今年は楽天なのかな、何か違うな』と思わせる戦いをしたい」。日本シリーズMVPに2度輝いた勝負師が真価を見せる一年となる。(金野正之)


2018年01月18日木曜日


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