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<インフル集団感染>予防対策徹底を 秋田県が文書で呼び掛け

 秋田県由利本荘市の病院と通所介護事業所の2施設で今月、インフルエンザの集団感染が相次いで発生し、高齢者3人が死亡した。秋田県内では3月にかけてインフルエンザの患者数がピークを迎えることから、県は医療機関などに予防対策の徹底を呼び掛けている。

 同市の由利組合総合病院(606床)では入院患者11人、職員6人の計17人がインフルエンザA型に感染し、うち80代男性と70代女性の患者2人が死亡した。同市の通所介護事業所鮎川では、利用者10人と職員5人の計15人が同A型に感染し、80代女性の利用者が亡くなった。
 由利組合総合病院は発生前の昨年末から、患者との面会を近親者に限ってきた。大館市立総合病院(大館市、443床)はインフルエンザの流行に合わせ、昨年11月から入院患者の面会を制限している。
 同病院の感染対策室の担当者は「今回、対策を取っていた他の病院で発生した。改めて対策の徹底を促していく」と話した。
 由利本荘市の2施設とも、職員は予防接種をしていた。県健康推進課の担当者は「接種はインフルエンザの重症化を防ぐのが目的。接種しても安心しないでほしい」と強調する。
 死亡事例の発生を受け、県は重症化しやすい高齢者らのいる医療機関などに対策の徹底を呼び掛ける文書を配布した。担当者は「一人一人の心掛けが、地域の患者を減らす」と訴える。


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2018年01月18日木曜日


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