福島のニュース

<福島下郷遺棄>2人目殺害の兄再逮捕 11年前の容疑否認

 福島県下郷町の2カ所に計2人の遺体が埋められていた事件で、2人目の遺体で見つかった福島市出身の住所、職業不詳半沢拓也さん=当時(37)=を殺害したとして、福島北署捜査本部は17日、殺人の疑いで、同県国見町藤田、無職星久宏容疑者(39)=殺人と死体遺棄罪で起訴=を再逮捕した。
 逮捕容疑は2007年8月ごろ、福島市北中央3丁目のアパートで、半沢さんの胸などを何度も殴るなどして殺害した疑い。捜査本部によると、久宏容疑者は逮捕前、容疑を認めたが、逮捕後は殴ったことも含めて否認している。遺体は胸の骨が折れていたという。
 久宏容疑者は半沢さんから多額の金銭を受け取っていたとみられ、捜査本部は金銭トラブルが動機の可能性もあるとみて調べる。
 事件現場のアパートは、もう1人の遺体を埋めたとして久宏容疑者と共に死体遺棄罪で起訴された弟のさいたま市桜区、大工星賢二被告(36)が住んでいた。捜査本部によると、久宏容疑者は半沢さんを殺害後、外出中だった賢二被告に連絡。久宏容疑者の車で2人の出身地の下郷町に遺体を運び、町道脇に埋めたとみられる。
 捜査本部は賢二被告が殺害に関与しなかったとみており、死体遺棄罪は3年の公訴時効が過ぎているため、同被告の立件を断念した。遺体は昨年11月20日、2人の供述に基づく捜索で見つかった。
 関係者によると、久宏容疑者と半沢さんは06年2月ごろ、同じ派遣会社の社員として知り合い、伊達市の電子機器製造工場などで共に働いた。
 久宏容疑者は知人で二本松市出身の住所、職業不詳松田昭浩さん=当時(42)=を16年6月に殺害し、下郷町の阿賀川沿いの温泉跡地に弟と共に遺体を埋めたとして、2度にわたり逮捕、起訴された。


関連ページ: 福島 社会

2018年01月18日木曜日


先頭に戻る