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<ベガルタ・期待の新人>(2)評価高いパスの精度 MF庄司悦大

ミニゲームで攻め上がる新加入のMF庄司

 初めて臨むJ1の戦いに不安はない。「今までやってきたことを続ければ通用すると分かっている」。力強い言葉に、これまで積み上げた実績への自信がみなぎる。
 2012年にプロ入り。J2、J3、日本フットボールリーグ(JFL)でリーグ戦計201試合に出場し、常にボランチの中心選手として存在感を示した。最初に加入したJ2町田で新人ながら開幕戦に先発し、J2の山口と岐阜で背番号10を背負った。昨季プレーした岐阜では加入直後から主将を務めた。
 各チームで首脳陣に評価されたのが高精度のパス。長短を使い分け、広い視野で見つけたスペースにピンポイントで通して攻撃を組み立てる。「同じ世代のボランチでこれだけ試合に出ている選手はいないと思う」と言い切る。
 だからこそ、次のステージで自分の力を試したかった。「迷いはあったが、自分の年齢を考えたら挑戦するのは早いほうがいいと考えた」。仙台の誘いに「今ならできる」と決断した。
 仙台の試合は映像でよく見ていたという。「積極的にボールを取りに行って主導権を握りながら、速攻が駄目ならじっくりボールを回すところが魅力的に映った」。「堅守賢攻」の一角を担うことを楽しみにしている。
 「攻守ともボランチは重要なポジション。監督の要求に応えつつ、自分の色を出す。勝つために重要な判断をしたい」。磨き抜いたパスセンスでJ1の強豪に食らい付く。(原口靖志)

[しょうじ・よしひろ]175センチ、68キロ。背番号8。名門の静岡・清水商高(現・清水桜が丘高)でキックを磨いた。専大でプレーしながら商業の高校教員免許も取得。「持っておけば選択肢が広がると思った。簿記なども勉強した」。一女一男の父で、休日は公園で遊ぶのが楽しみ。静岡県出身。


2018年01月19日金曜日


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