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<ファイト若ワシ>地方の雄 則本が手本 近藤弘樹投手

自主トレで汗を流す近藤。長身を生かした「角度のある真っすぐがアピールポイント」と語る

◎楽天新人紹介 近藤弘樹投手(22)

 地方の雄がプロでの活躍を誓う。「まずは開幕1軍を目指す。チームの勝利に少しでも貢献したい」。堂々と発する言葉からは、次期エースに成長しようとする強い覚悟が感じられる。
 小学4年で始めたソフトボールが、プロへの第一歩となった。広島・安佐北高時代は2年秋の県大会8強が最高成績で、注目される存在ではなかった。第1志望の大体大や関東の大学も不合格となり、岡山商大へ進学。腐らずに着実に成長を重ね、岡山県内のチーム所属の選手として24年ぶりのドラフト1位指名を勝ち取った。
 「苦手な」ランニングで下半身を強化した結果、直球の最速は高校時代から11キロ上がり153キロになった。「もしも強豪大学に進んでいたら、監督にフォームを変えられたかもしれない。自分のペースで野球に取り組めたのも良かった」。岡山商大への進学が、プロの扉を開いた。
 目標とする投手は、三重中京大から東北楽天のエースに成長した則本昂大投手だ。「同じ『地方』から大エースになった。お手本にしたい」と目を輝かせる。
 「無理はし過ぎるなよ」。昨年11月、星野仙一元監督の故郷である岡山で、同氏から声を掛けられた。「『自然体でやれ。けがをするな』という意味と受け取った」。前のめりになりそうな時、亡き元監督のこの言葉を思い出すという。
 夢は「侍ジャパン(日本代表)のユニホームを着ること」。プロの世界でも堅実に、一歩ずつ階段を上がっていく決意だ。(狭間優作)

[こんどう・ひろき]ドラフト1位。95年6月27日生まれ。広島県出身。186センチ、96キロ。右投げ右打ち。広島・安佐北高−岡山商大。背番号12。


2018年01月19日金曜日


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