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<全日本卓球>張本、ジュニアの部最年少V 劣勢覆し成長証明

ジュニアの部男子シングルスで初優勝した張本

 全日本卓球選手権大会第4日は18日、東京体育館で行われ、ジュニアの部シングルスで男子は14歳の中学2年、張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)が初優勝し、水谷隼(木下グループ、青森山田高−明大出)の持つ男子の最年少記録に並んだ。

 仙台市東宮城野小6年だった2年前から目標にしていたジュニアの頂点に立った。「待ちに待った優勝なのでうれしい。今年取れなかったら無理なんじゃないかと思った」。ジュニアの部男子シングルスを制した張本はほっとした表情を浮かべた。
 第2ゲームで1−7の劣勢を盛り返し、完全に主導権を握った。この場面、本人も日本代表男子の倉嶋監督も「落ち着けていた」と口をそろえる。張本のようなエリートは敗戦の経験が少なく「今までは挽回の仕方が分からなかった」(倉嶋監督)。精神面の成長が、中学2年で制した水谷に並ぶ同種目最年少優勝につながった。
 昨年まで3年連続で準々決勝に進みながら、はね返された。今回は「実力がついたので、相手が良くても強引に点が取れるようになった」と張本。体の成長と同時に俊敏さが増し「いつも通りの試合ができれば優勝できる」と平然と言えるほど自信があった。
 点を取るたびに大声を張り上げる姿は相変わらずだ。連戦でたまる疲労を考慮し、試合中に叫ばないよう注意していた倉嶋監督は「声を出してしまうところが中学生らしい」と笑う。
 3日間で11試合をこなした14歳には一般で二つのタイトルの可能性が残る。「今の勢いがあれば自分ならできる」。まだ元気いっぱいだ。(剣持雄治)


2018年01月19日金曜日


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