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<囲碁・棋聖戦>解説/難解な攻防 井山かわす

 井山裕太棋聖が4手目に左上で三々に打ち、さらに右上隅に三々に入る布石で始まった。人工知能(AI)ソフトが多用する打ち方だ。勝率が良く、多くのプロ棋士が取り入れている。
 実利先行の白、勢力を重視し大きな模様で対抗する黒。井山棋聖はその中に白1と深く打ち込み、戦いが起きる。黒の攻め、白のシノギの展開である。黒10の後、白は左下に手を付けながら黒の攻めを先手でしのいだ。
 中盤、黒が上辺の白模様に打ち込み反撃。難解な攻防は白がコウを仕掛けて打ち込んできた黒を取る。
 その代償に黒は右辺白の大石の攻めに回る。難解な攻防が続いたが、井山棋聖はぎりぎりかわし切り、最後の中央の攻防でも的確に対応して勝ちに持っていった。(河北新報囲碁記者 田中章)


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2018年01月20日土曜日


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