宮城のニュース

<楽天>青山巻き返しへ 投手最古参、スタートダッシュ狙う

「今季はとにかく戦力になりたい」と願い、自主トレに励む東北楽天の青山=17日

 「どんな役割でもいい。もう一度戦力になりたい。今季優勝を目指すチームを開幕から支えたい」。投手陣最古参で今季35歳になる青山が並々ならぬ決意を胸に沖縄県内で自主トレーニングに励んでいる。入団以来、勝ちパターンの中継ぎや抑えなどで救援陣の柱となったが、昨季その立場を失った。今季は年俸も前年の3分の1となる2000万円(金額は推定)になっただけに、今後の野球人生を懸けた捲土(けんど)重来の一年と自覚している。

 昨季は開幕前に右脚を痛めた影響で出遅れ、1軍定着は後半戦から。救援投手としての勲章と言える通算500試合登板は、最終登板となる17試合目の10月でやっと達した。「ちょうど500ではなく、550に迫るくらいは投げて、貢献しないといけなかった」と喜び半分だった。
 契約交渉では、退団して自由契約になる選択肢もあったという。それでも「とにかく残してもらった。2018年に取り戻せばいい」と背水の陣を敷いた。だからこそ年末年始に北海道に帰郷した際も大雪の中でビニールハウスを借りて肩慣らしを欠かさなかった。
 今は2月のキャンプからのスタートダッシュを重要視。「誰と比べても見劣りしない投球内容を最初から見せていかないと、若い投手たちとの争いでアピールできない」と考える。
 自主トレには、13〜15年に同僚として過ごした尊敬する先輩投手、斎藤隆氏(仙台市出身)も顔を出した。斎藤氏は横浜(現DeNA)で成績が下降線にあった35歳の時に自由契約を選択して大リーグ挑戦を決断。救援投手として再び成功を収めた。青山は「今までの自分を乗り越える一年にしたい。隆さんにいい報告ができる成績を残したい」と心に期している。(金野正之)


2018年01月20日土曜日


先頭に戻る