青森のニュース

五所川原の笹餅ばあちゃん人生語る 90歳で聞き書き本 レシピも掲載

著書を手に「レシピを見て笹餅を作って」と呼び掛ける桑田さん

 青森県五所川原市金木町で笹餅を30年以上作り続けている桑田ミサオさん(90)が自らの人生を語り、ノンフィクション作家の島村菜津さん(54)=東京在住=が聞き書きした著書「おかげさまで、注文の多い笹餅屋です」が17日、発売された。
 著書には餅作りを教わった実母との思い出や、1週間に600個以上を地元商業施設に出荷する作業と暮らしぶりがつづられた。東日本大震災後、陸前高田市の高田高などに1000個を送ったことをきっかけに始まった生徒との交流についても触れた。
 独自に編み出したというあんや餅の作り方も写真付きで紹介している。桑田さんは「本に書かれた通りの人生を歩んできた。レシピを見て餅を作ってくれるとうれしい。住んでいる金木の加工所にも遊びに来てください」と話す。
 発売元の小学館の担当者は「利益本意ではなく『食べてほしい』という思いで丁寧に仕事をする桑田さんの生き方を伝えたい」と出版の理由を語った。
 著書に関する連絡先は小学館出版局生活03(3230)5125。桑田さんの笹餅の注文は、五所川原市の特産品物産店「斜陽の詩(うた)」0173(52)5221で受け付けている。


関連ページ: 青森 社会

2018年01月20日土曜日


先頭に戻る